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出発準備

目次

1.ビザ

2.飛行機

3.保険

4.金銭

5.寮

6.履修登録

 

 

1.ビザ

居住許可(Residence Permit)

 

スウェーデンの場合には3カ月以上の滞在に居住許可が必要とされます。詳しい情報はスウェーデン大使館とスウェーデン移民庁のHPを見るか直接問い合わせてください。制度や申請方法は変わることがあるので必ずスウェーデン大使館のHPや移民局のホームページで確認するようにしてください。

 

〈手順〉

・必要書類をそろえて、スキャンしておく

・スウェーデン移民庁のホームページからウェブで申請(7ページくらい記入)

・スウェーデン大使館から登録した住所に、申請が通ったというスウェーデン語/英語の通知と、日本語の説明文が郵便で届く

 

〈必要書類〉

・大学の入学許可証・受け入れ許可証(letter of acceptance):5月半ばに到着

・留学中の生活維持を保障できるもの(→銀行の残高証明):

銀行の残高は10カ月~1年くらいであれば100万円くらいでよかったと思います(詳しくは移民庁HPに。大体の目安が書いてある)。スウェーデンの場合はさかのぼって継続的な残高を証明する必要は無く、証明取得日の残高が十分であれば良いため、残高が足りなければ、証明取得の間だけ親から借りる等も可能でした。

・留学中に保険に加入していることの証明(保険加入証明):

保険の加入証明はすぐ用意できるところもあれば、数日かかるところもあるかもしれません。AIUの海外旅行保険は申し込みをしてお金を払った翌日に証明書を発行してくれました。英文の証明は時間かかるところもあるので、入学許可証が来るのを待っている間に保険を検討して加入するべきだと思います。

・パスポートのコピー:パスポート発行まで1週間~10日(自治体や時期に依る):

 パスポートも発行に時間がかかります。早めに申請しましょう。ただ、入学許可の申請にも使うこともあるので、すでに持っているかと思います。

 

〈申請〉

次にスウェーデン移民庁のホームページで申請をします。画面の指示に従えば問題はないかと思います。途中で留学の理由とかを書かなければいけないので、準備のためにあらかじめ最後のページまで内容を確認してから必要な情報を打ち込むといいでしょう。打ち込みにもたついていると強制ログアウトされてやり直しになります。最後の送信ボタンを押さなければ、移民庁に送られることはないので大丈夫です。一人暮らしをしている人は、実家の住所を記入したほうが何かあった場合に良いと思います。また手数料みたいなものは日本人は払う必要はありません。

 

申請ができたらあとはひたすら待つだけ。最大で3カ月かかると言われていますが、多くの場合は1カ月でした。具体的には5月の半ばに入学許可証がきて、5月下旬に居住許可申請、6月終わりに居住許可下りたとの通知が来たという感じです。入学許可が下りてからすぐに申請をするのがベストだと思います。

2. 飛行機

ストックホルム(アーランダ)までの航路、および航空券について説明します。

 

日本⇔ストックホルム航路

 

2016年2月現在、日本⇔ストックホルム(アーランダ)間の直行便はありません。経由地での乗り換えが必要です。日本の主要国際空港発着の場合は一度の乗り換えで到着可能ですが、地方国際空港を使用した場合乗り換えが二回を超える場合があります。乗り換え地としてはフランクフルト、ヘルシンキ、ドーハ等で乗り換えることになります。

 

所要時間が比較的短いのは、Finn Airです。ヘルシンキを一度経由しますが、13時間ほどでストックホルムに到着します。他の航空会社を利用すると17時間から20時間ほどかかります。日本→ストックホルムは一般的に日本時間の朝に出発して、スウェーデン時間の同日の夕方〜夜到着の組み合わせが多く、ストックホルム→日本はスウェーデンをスウェーデン時間の夕方に出発し、日本時間の翌日昼〜夕方に日本に到着する組み合わせが多いようです。

 

航空券は往復で購入するか、片道で購入するかの2つの方法が一般的です。往復で購入するメリットは安いということです。JALの学生ロングステイという往復チケットでは、12万円前後で購入できました。しかし、帰国日を購入した時に決めなければならないというデメリットがあります。片道で購入すると、帰国日を自由に決めることができるというメリットがある一方、値段が片道で8万円前後と少し高くなります。

3. 保険

スウェーデンに一年未満の期間で留学する場合、海外旅行保険に自分で加入する必要が有ります。1年以上滞在する場合は、スウェーデンの社会保障制度の対象になるので、必須では有りません。

 

これ以降は、1年未満の滞在者を対象に説明します。

 

1年未満の滞在者はスウェーデンの社会保障制度を利用して病院にかかることが出来ないため、自前で保険に加入する必要が有ります。加入しないと居住許可申請ができません。

 

〈加入方法〉

最も確実な方法として、大学の提携先である保険会社と契約するという方法があります。また、代理店に行って契約したり、インターネットで自分で見つけるという方法もあります。

内容をよく確認できる代理店か、コストを抑えられるインターネットを取るか、自分での判断になるところです。

 

〈プランの選ぶ際の注意点〉

・家主への賠償責任(特にアパート等を自分で借りる場合)

・補償内容のカスタマイズ性(例えば、学生で死亡保障をつけている人はすくない)

・盗難関連の補償(スウェーデン内外でスリに遭う人も)

・緊急歯科治療カバーの有無(スウェーデンの歯科治療は現地人にとっても高額)

・加入証明の発行スピード(居住許可申請が迫っている場合 インターネットは時間がかかる傾向あり?)

4. 金銭

スウェーデンでのお金の使い方、および出発前のお金の準備について主に説明します。

 

まず、通貨ですがスウェーデンの通貨はkr(スウェーデン)クローナです。なので、ユーロやドルと違って地方の銀行などでは取り扱っていないことが多いです。

 

お金の送金方法やおろし方ついては出発の2か月前かそれ以前から検討したほうが良いと思います。理由は、口座を開いたりカードを作るのには時間がかかるからです。ということで、カードと現金の入手方法について紹介します。参考程度に見ていただけたら幸いです。

 

〈クレジットカード〉

スウェーデンはクレジットカード社会で、留学中は現金はほとんど使いません。スウェーデンのお店では98%以上がカードに対応していると思います。対応していないのは外で手売りで売っているところや出店のようなとこだけです。普通のスーパーの買い物程度の金額でもカードで払います。手数料やレートの面から考えても、現地で円を換金するよりかは安いと思います。

たまに機械によってはカードがうまく読み取れない場合があるので、一応VISAとMASTERの2種類を用意したほうがいいです。使う前に注意するのは限度額を確認しておくこと。あと、カード番号を控えておくのと紛失した際の連絡先をメモしておくこと。

 

〈現金〉

現金は日常生活ではほとんど必要ありません。友達と割り勘したりする時にしかほとんど使いませんでした。Nationのアクティビティーに加入する際や、クリスマスマーケットの時にしかほとんど使うことはありません。しかし、1点注意しておいてほしいのが、こちらのお店のトイレは基本的に有料なので小銭がないと万が一の時に大変なことになります。

 

現金の入手方法は色々あるのですが、最も一般的なのはATMからクレジットカードを使い現金を引き出すということです。海外旅行などで経験したこともある人も多いと思います。ATMは町の至る所にあるので現金がなくなっても心配する必要はありません。すぐに引き出すことができます。

スウェーデンでのお金の使い方、および出発前のお金の準備について主に説明します。

 

まず、通貨ですがスウェーデンの通貨はkr(スウェーデン)クローナです。なので、ユーロやドルと違って地方の銀行などでは取り扱っていないことが多いです。

 

お金の送金方法やおろし方ついては出発の2か月前かそれ以前から検討したほうが良いと思います。理由は、口座を開いたりカードを作るのには時間がかかるからです。ということで、カードと現金の入手方法について紹介します。参考程度に見ていただけたら幸いです。

 

〈クレジットカード〉

スウェーデンはクレジットカード社会で、留学中は現金はほとんど使いません。スウェーデンのお店では98%以上がカードに対応していると思います。対応していないのは外で手売りで売っているところや出店のようなとこだけです。普通のスーパーの買い物程度の金額でもカードで払います。手数料やレートの面から考えても、現地で円を換金するよりかは安いと思います。

たまに機械によってはカードがうまく読み取れない場合があるので、一応VISAとMASTERの2種類を用意したほうがいいです。使う前に注意するのは限度額を確認しておくこと。あと、カード番号を控えておくのと紛失した際の連絡先をメモしておくこと。

 

〈現金〉

現金は日常生活ではほとんど必要ありません。友達と割り勘したりする時にしかほとんど使いませんでした。Nationのアクティビティーに加入する際や、クリスマスマーケットの時にしかほとんど使うことはありません。しかし、1点注意しておいてほしいのが、こちらのお店のトイレは基本的に有料なので小銭がないと万が一の時に大変なことになります。

 

現金の入手方法は色々あるのですが、最も一般的なのはATMからクレジットカードを使い現金を引き出すということです。海外旅行などで経験したこともある人も多いと思います。ATMは町の至る所にあるので現金がなくなっても心配する必要はありません。すぐに引き出すことができます。

5. 寮

どこに住むかというのは、生活の基本となるので非常に重要な要素になります。ウプサラ大学はキャンパスが街の至る所にあるので、どこのキャンパスに通うのかを把握しておかないと、バスで30分かかるなんてこともあります。また、各寮には特徴もあり、partyが盛んな寮や静かさが売りの寮など様々です。基本的にはウプサラ大学には7つの寮があり、この中から選ぶことになります。


1、Flogsta

2、Kantorsgatan

3、Rackabergstagan

4、Ekeby

6、Hotel Uppsala

7、Eklundshovsvägen

 

以下のリンクから、各寮に住んでいる日本人留学生から実体験の情報を集めています。自分が寮に何を求めるのかよく吟味してから選択してください。

 

ウプサラ大学の寮の体験談

6. 履修登録

〈概要〉

ウプサラ大学の履修登録は授業開始の約5か月前に行う。留学生用の英語で行われる授業のリストから好きなものを選び、提出する。履修する授業は22.5単位以上37.5以下でなければならない。履修したい授業は8種類まで出すことができる。授業によってはEntry Requirementを設けているものもあるため、自分がそれを満たしているかどうか知りたい場合はInternational Officeに連絡して確かめることが必要。スウェーデン語の授業は現地到着後に登録できる。

 

〈問題点〉

ウプサラ大学の履修の制度は日本の大学とは大きく異なるため、多くの留学生が困惑する。ウプサラ大学の授業はそれぞれ期間が決まっており、日本のようにすべての授業が決まった曜日の決まった時間にあるというわけではない。基本的には一つの授業を修了したのち次の授業をとるという形になる。さらにウプサラの授業にはStudy Paceというものがあり、25~100%まである。25%のものは授業期間中の負担が最も軽く、多くは学期を通して行われる。例としてはスウェーデン語やPractical Englishなどが挙げられる。100%の授業はフルタイムの授業であり、平日毎日約5~6時間、その授業のために勉強することが求められる。授業によってStudy Paceが異なり、25%の授業と75%の授業を並行してとるなど、履修を組む際にはこのStudy Paceにも注意を払わなければならない

 

〈アドバイス〉

先述のとおり、ウプサラ大学のシステムは日本の大学と大きくことなり、Study Paceという日本にはない要素にも注意を払わなければならない。基本的にこのStudy Paceが100%を越えることは負担が大きくなってしまうため好ましくないとされているが、経験上125%ほどなら問題なくこなすことはできる。

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